B組 イングランド1-0パラグァイ

 ベッカムが目立った試合だった。もともと献身的な選手なんだけど、入れ込み方が凄かった。ジェラード、ランパードの中盤守備がいまひとつだった分、ベッカムの本気っぷりが伝わってきた。ベッカムって、どう考えてもハンサム過ぎて損している。あのするっと伸びるクロスとフリーキックの球筋の美しさを見るべきだ。素直な性格が球筋にまであらわれている。今大会がベッカムの大会になってくれるといいなあ、と思う。

 ただ、戦術的にはあれだけ支配して、左右からクロスをあげまくった前半に追加点をあげられないようでは駄目だろう。クラウチ、やっぱり当たられると苦しいか。いずれにしてもクラウチオーウェンの代わりであってルーニーの代わりにはならない。オーウェンを下げてクラウチ1トップにしたあとの方がやることが分かり易かったね。