FC東京2-4鹿島@松本

(テレビ観戦)
 せっかくJ1が再開したのに、水曜日はあまりに酷い試合だったんでテレビをぷっつり消してそのままになっていた。

 前半ロスタイムに同点にして、後半開始直後に勝ち越したところまでは実に鹿島らしい見事なゲーム運びだったんだけど、そのあとがどうもいけない。今年の鹿島のダメさというのはまさにあそこで同点にされてしまうところなのであって、もともと鹿島はイタリア的な嫌らしさを持ったチームであり、リードするといきなりペースを落としてグダグダにして点が入らない試合にしてしまうのが得意中の得意なんだけど、今年はどうもダメだ。で、理由はどこにあるのかとつらつら考えるに、やはりボランチだな。どうも青木が押された場面でズルズル引いてDFラインに吸収されてしまうので中盤を使われてしまう。ここに理由があるような気がしてならない。今後はリードしたらボールはすべて小笠原にあずけてキープしてゆっくり…みたいなことを考えるべき。それくらい単純に決めといた方が青木にはいいかもしれない。

 戦術的には柳沢のかわりに野沢または深井を出しておけば前半から楽勝だったような気がするのだが……ファビオ・サントスサイドバックで使う方が生きそうなんですけど。